【ハワイ】キラウェア火山噴火の影響は?ハワイ島の今。

今、ハワイ島に旅行するにあたり、最も気になることは「キラウェア火山噴火の影響はあるの?」ということではないでしょうか。

2018年5月3日、キラウェア火山が噴火し、溶岩が住宅地にまで及び、7月には観光船に噴石が落下するという被害がありました。

ですが、キラウェア火山はハワイ島の南東部に位置していて、リゾート地(コハラコースト付近)は真逆の北西部。距離でいうと、直線で100km位は離れています。星空鑑賞をするマウナケア山も相当離れています。被害が及んだ面積は島の2%とも伝えられています。近くまで行かない限り、溶岩や噴石の落下などの影響はないと考えて良いでしょう。

心配なのはVOGの影響です。「VOG」というのは、キラウェア火山の火山放出によって生じる蒸気、二酸化炭素、二酸化硫黄ガスを含む霧状の大気汚染のこと。これが貿易風に乗ってリゾート地まで運ばれてくる可能性があるのです。VOGの影響で空気が澱んでいると、気管が弱い人には健康を害しますし、何よりせっかくハワイ島に来ても澄んだ青空や美しい星空が見られない、という可能性もあります。

ですが、私たちが訪れた2018年8月末、「ほとんど影響はありませんでした!」

現地の方が言うには、1〜2週間前まではVOGの影響で空気がクリアではなかったとのことなので、8月中旬までは空気がよどんでいたものと思われますが、私たちが渡航した時期は、肌で感じ、目に見える空気はクリアそのもの。

日中はあまりに青々とした空と、夜はとてつもなく美しい星空を見ることができました。

マウナケア・ビーチホテルのプライベートビーチ

ひとつ、今ハワイ島に行くべきかの判断材料となるのは「キラウェア火山のそばまで行くことができない。」ということ。ハワイ火山国立公園は未だ閉鎖中です。それに伴い、現地ツアーも火山地帯には行かず代替ルートで行っているという状況です。

私たちが参加した星空ツアーでご一緒した日本人ご夫妻は、前日にヘリコプターでキラウェア火山を遊覧するツアーに参加したそうですが、火口付近や溶岩は全く見えなかったとのことでした。(その日の天候や火山の活動状況によっては見られる可能性見ありますが、)今の時点では火山活動を見られる可能性は低いといっていいと思います。

どうしてもハレマウマウ火口の様子を見たい!という方は、ハワイ火山国立公園が再び開園してからの方が良いかもしれません。現地の方に聞くと9月には開園するのでは…と言っていましたが、ハワイ州観光局の最新情報を確認すると、やはり9月22日(土)の午前10時から公園の一部を開園するとの発表がされていました。

これからハワイ島を計画している方は、キラウェア火山のダイナミックな活動を実際に見られると良いですね♪

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